先日、自分のスマホにノートン セキュアVPNを導入してみました。
設定は非常に簡単で、有効化するためには「VPNをONにする 」、「地域を選択する 」 くらいで使用することが出来ます。ですがその設定の中に「モバイル回線のデータ保護」というものがあり、よくわからない機能だと思い、ノートンさんに直接聞いてみました。その結果をここにまとめておこうと思います。
記事更新1:
バージョンアップによりノートンWiFiプライバシーからノートンセキュアVPNに名称が変更になっています。
記事更新2:
バージョンアップにより現在こちらの機能は存在していない可能性があります。私自身はこちらのアプリの利用をやめてしまったため、確認できない状態となっています。ご了承のうえ、こちらの記事を参考にしていただければと思います。
ノートン セキュアVPNとは?
VPN(Virtual Private Network)と呼ばれる仮想の専用線を設け、そこで通信データをやり取りすることにより、通信内容を保護してくれるといったアプリです。セキュリティがとても低いフリーWiFiの使用時などにはかなり効果が高いと思います。
httpsのサイトにアクセスしていれば通信内容は暗号化されますが、暗号化の強度が弱かったりすると、解析されて通信内容を盗まれてしまうこともあるようです。また、スマホやタブレットを使用している場合、アプリを介しての通信も多くなるため、しっかりとしたセキュリティ対策が行われていないアプリを利用していると、そこから通信内容を盗まれてしまうんだとか。
「モバイル回線のデータ保護」設定がある場所は?
画面下部メニューの1番右側にあるWiFiマークに歯車が付いてるようなアイコンを選択します。
※画像はアプリの名称がノートンWiFiプライバシーだった頃のものを使用しています。現在の画面と異なる箇所は名称のみですのでそこだけ読み替えていただければ問題ないです。

次に表示された画面のまんなかあたりに存在しています。

ノートンさんに聞いた「モバイル回線のデータ保護 」機能 の説明
1番気にしていたのはモバイル回線とは何を指すのかというところだったのですが、それはdocomoやau、SoftBankなどのキャリア回線のことを指しているということでした。なので機能としてはキャリア回線接続時の通信内容を保護してくれるということになります。また、この機能は現在、地域を日本としている場合のみ有効だそうです。
私はノートン セキュアVPNってWiFi接続時のみ使用するもので、キャリア回線接続時は使用しない(オフにしておく)ものではないかと思ってました。それについても聞いてみたところ、「WiFi接続時だけでなく、キャリア回線接続時にもデータを保護するようにバージョン2.3から追加された機能です」との回答でした。ただし、保護の仕方としてはVPNを使用しているわけではないとのこと。
そこで私は「VPNを使用していないとしたら、キャリア回線接続時はVPNをオフにしてモバイル回線のデータ保護をオンにしておけばよいですか?」と聞いたところ、「いえ、VPNがオフの状態だとノートン セキュアVPNの機能は動作しないため、オンの状態でお願いします」との回答でした。
なるほど、、、だいたいわかりました。
(この時「モバイル回線のデータ保護 」がVPNではなくどのような手法でデータを保護しているかまでは確認しなくていいかって思ってそこまで聞くことはしませんでした)
結果的としてわかったことと設定した内容
今回「モバイル回線のデータ保護」を聞いたことによって、ノートン セキュアVPNはWiFi接続時、キャリア回線接続時両方の通信内容を保護してくれるアプリだということがわかりました。そしてそれらを有効にするためには、以下のように設定しておくことが良いようです。
- VPN:常にオン
- 地域:日本
- モバイル回線のデータ保護:常にオン
※ モバイル回線のデータ保護はWiFi接続時は機能していないそうなのですが、接続の切り替えのたび自分でオンオフを切り替える手間を省くため、常にオンしておくことをオススメされました 。
コメント