ヒョウモントカゲモドキやレオパと呼ばれる彼らですが、前者のヒョウモントカゲモドキは和名での呼び名です。後者のレオパは略語になっていて、略さないとレオパードゲッコー(leopard gecko)と言い、これは英名になります。レオパがなぜモドキと呼ばれるのかは、以下の和名の由来の方で紹介しています。

和名の由来
「ヒョウモン」の部分ですが、漢字で書くと「豹紋」でとなり、見た目の模様のことを表しています。ですので、基本見た目は豹柄です。現在では様々な模様をしたレオパがいるので、あえて豹柄をしていない生体もたくさんいます。実際にうちで暮らしているレオパも豹柄ではありません。
そして「トカゲモドキ」の部分、トカゲモドキと呼ばれる所以は実はレオパは細かく分類するとトカゲではなくヤモリの仲間になるんだそうです。トカゲ、ヤモリそれぞれ同じような生き物ですが、違いがわかるような特徴を簡単に書いてみます。
■ヤモリの特徴
- 夜行性
- 壁を登れる
- 瞼がない
■トカゲの特徴
- 昼行性
- 壁を登れない
- 瞼がある
これらを踏まえた上で、レオパの特徴を見てみると、
■レオパの特徴
- 夜行性
- 壁を登れない
- 瞼がある
つまりレオパはトカゲとヤモリ両方の特徴を持っているため、トカゲのようなヤモリということで「トカゲモドキ」と呼ばれているんです。
英名の由来
次に英名のほうですが、「レオパード」が豹、「ゲッコー」がヤモリを意味しますので、豹柄のヤモリということになります。レオパがヤモリの仲間ということがわかればしっくり来るネーミングですよね。
ただ、レオパがただの豹柄ヤモリでなく少しトカゲの性質も持ったヤモリなんだというのは英名からは個人的に想像しにくい気がしましたねぇ。
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